猫小町です。
先日、前編後編に分けて配信していた「先輩と僕」無事完結しました!
ありがとうございます。
マンガボックスでは、ランキング2位にお邪魔させていただいたりなど感慨深い作品になりました。
原作者様の青虫さんをはじめ、読者の皆さんほんとうにありがとうございます!
今回は、漫画のあとがきでも書かせていただいた作品への思いを少ししたためさせてもらいます。
まずは、改めて「先輩と僕~仮面の下には~」お読み下さり本当にありがとうございました!
この作品は、Twitterで繋がらせていただいた【青虫さん】のSSに私が一目ぼれし「漫画化させてください…!」「OK!!」ということから始まりました。
この青虫さん原作のSS、実を言いますと【ワンライ】と略されている企画の一つで深夜に60分1本勝負でSSを書くという縛りの中で執筆されたものでした。
なので、実はこの前後は存在しません。
「何故先輩は婚約をしたのか?」「いつからゆーまの気持ちに気付いていたのか?」「彼女とはどうなっちゃうの?」などなどみなさん気になってるところだと思います。
私と青虫さんもコメントを読み返させてもらいながら、「うんうん、やっぱ気になるよね~」と頷くばかり。
実際、1本勝負の企画の作品のため「細かい設定はないが雰囲気作品として楽しんでもらえたら」とも青虫さんはおっしゃっていました。
そんな中、公開後2人でTwitterを通して談義を少しさせていただいたのですが。
私たちが思うに、先輩がゆーまへの気持ちが、そしてゆーまの自分への気持ちが【恋】だと自覚したのは婚約者を紹介した時のゆーまの反応を見た瞬間なのでは、というのがまず一つ。
そして、実際彼女とはマリッジブルーに陥っていたのだろうということ。
また、最初は「こいつにはなつかれてるな」程度の好意として受け取ってたと思います。
彼にも彼女はいたわけですから。
それがいつの間にか、恋人以上に大切な存在になっていたことに気づかないまま先輩は婚約し、分岐を迎えたのでは、と。
これは私独断の解釈です。
とはいえ、作品は読者さんそれぞれの解釈があってその数だけの楽しみ方があると思っています。
ただ、「後輩の気を引くために婚約をした」というのだけは絶対に違う、と2人で思っているのでそれだけは胸にとどめていただけたら多分先輩も報われるんじゃないかなと勝手に。
何はともあれ、この作品に関われたこと。そして、この2人を読者のみなさんに知っていただくことができて私はすごく嬉しかったです。
総ページ数24ページという、それなりにボリュームのある作品を描ききったのは今回が初めてでしたのできっと読みづらい部分もあったと思います。
それでも、最後まで読んでくださった皆さんには、本当に感謝しかありません。
本当にありがとうございました。
少しでも、みなさんの中でこの2人のしあわせを願ってもらえたらそれで私は満足です。
猫小町